• ホーム
  • 性病の性器ヘルペスを発症させるウイルスは薬を使っても完全に消すことは難しい

性病の性器ヘルペスを発症させるウイルスは薬を使っても完全に消すことは難しい

2020年04月20日
黄色の錠剤

性病の性器ヘルペスは単純ヘルペスウイルスの1型や2型によって引き起こされますが、一度感染した人の体内に潜む特徴があるため、薬を使っても完全に消すことが難しく再発する可能性があります。主に性行為によってうつりますがすぐに症状が出ない人もいて、数年たってから水疱や腫れに痛み、かゆみを発症することがあります。潜伏していたウイルスが、抵抗力が落ちたときに増殖しはじめて症状を引き起こすためです。

国内では男女とも感染率が高い性病として知られていて、無症状のときに予防を行わず性行為をしてしまうことが高い感染率の原因と考えられます。性器ヘルペスとして感染するのは2型が多く、1型は口唇ヘルペスとしてなる人が多かったのですが、口腔性交によって1型や2型のどちらも性器や口内に感染することが増えているため検査しないとわかりません。

性器ヘルペスウイルスが感染すると体内に侵入しはじめ、神経の奥深くにまで入り込みます。脊髄近くの神経節を潜伏場所にして、1週間程度の潜伏期間で発症があった場合、女性は外陰部に小さな水疱ができたり痛みを伴い潰瘍のような病変ができたりします。中には子宮頚部に病変が現れる人もいるため、注意しなければなりません。男性が性器に感染したときは、亀頭部分や包皮部分に現れることが多いです。

病院で検査を受けて性病である性器ヘルペスだと診断されれば、ヘルペスウイルス感染症治療薬が処方されます。ウイルスの増殖を抑制させることができるため、次第に症状が落ち着いていくでしょう。かなりのウイルスを減らしたとしても神経節に潜んでいるものまで消すことができませんので、体調管理には気を付けていく必要があります。薬は症状に合わせて内服薬や外用薬が用いられ、点滴による治療が実施される場合があります。免疫力が回復してくると薬を使わなくても、症状が落ち着いていくこともありますが、悪化を防ぎ他者に感染させないためにも早い段階で対応しましょう。

再発しやすいのは風邪をひいたときやストレスの増加など、免疫力が低下してきて抵抗力が弱まり、ウイルスに対抗できなくなったときです。初期と同じように水疱などの症状が出てくるため、再発したらその都度クリニックに行って薬を処方してもらい、ウイルスの抑制に努めることが大切です。何度も再発を繰り返すと精神的な負担も出てくるので、医師の指導のもときちんと性病に対応していき、うまく性器ヘルペスの活動を抑え込んで生活に影響が出ないようにしましょう。